LINEヤフー株式会社の子会社であるLINE Pay Taiwan Limited(以下、LINE Pay台湾)は、12月5日、台湾証券取引所(TWSE)に1株あたりの公開価格508台湾ドル(約2,348円)(※1)で上場しました。海外でLINEサービスを提供する会社として初めて株式公開を果たしました。上場初日の取引を509台湾ドル(約2,353円)(※1)で終え、公開価格を0.2%上回りました。これにより、LINE Pay台湾の時価総額は、346億台湾ドル(約1,600億円)(※1)となりました。
LINE Pay台湾は、2015年8月に現地でモバイル決済サービス「LINE Pay」を開始して以来、毎年成長を続けています。「LINE Pay」は、2024年9月現在、登録ユーザーが台湾人口の半数を超える1,270万人以上になるなど、台湾No.1のモバイル決済サービス(※2)の地位を確立しました。また、飲食店や商業施設、娯楽施設、交通機関などの利用可能箇所は57万箇所を超え、台湾全土にわたります。さらに、2021年以降、毎年黒字を達成しています。LINE Pay台湾は、今回の台湾証券取引所への上場を機に、決済サービスからグローバル決済マーケティングプラットフォームへと進化することを目指します。
※1 12月5日付けの為替レートにて円換算
※2 台湾の金融商品比較プラットフォーム「Money101」の2023年9月の調査にて、電子決済サービス利用率No.1
「将来的な戦略の一環として、LINE Pay台湾は国内外のビジネスにおけるクロスボーダー決済に注力し、LINE Payの経済圏をさらに拡大していきます。台湾内のサービスを強化するとともに、新たなビジネスチャンスを求めて海外市場への進出も図る予定です。」
2015年に設立されたLINE Pay Taiwan Limitedは、電子ウォレットとフィンテックサービスを提供し、キャッシュレス決済や電子ウォレットサービスを積極的に推進しています。モバイル世代におけるフィンテック業界のリーダーを目指し、ユーザーのニーズと金融決済ソリューションの橋渡しとなるべく取り組んでいます。