2023年度より、「LINEオープンチャット」「LINE VOOM」を対象に追加。不適切な投稿への対応状況を透明化し、取り組みの検証と継続的な改善を⽬指す
https://www.lycorp.co.jp/ja/privacy-security/privacy/transparency/media-transparency/
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は本⽇、運営する主要な投稿型プラットフォームサービスにおける誹謗中傷などの不適切な投稿への対応状況をまとめた「2023年度メディア透明性レポート」を公開しました。2023年度より、「Yahoo!ニュース コメント欄」「Yahoo!知恵袋」「Yahoo!ファイナンス 掲⽰板」に加え、「LINEオープンチャット」「LINE VOOM」を対象に加えました。
LINEヤフーでは、ユーザーが⾃由に⾃⾝の考えや疑問を投稿したり議論したりできる表現の「場」として、複数の投稿型プラットフォームサービスを提供しています。これらのサービスでは、それぞれの⽬的や特性に応じたガイドラインを定めており、誹謗中傷などの不適切な投稿を禁⽌し、違反⾏為に対しては投稿の削除や投稿停⽌措置などの厳正な対応を⾏い、ユーザーが安⼼して利⽤できる環境作りに努めています。
2023年度の「メディア透明性レポート」では、主要な投稿型サービスである「Yahoo!ニュース コメント欄」「Yahoo!知恵袋」「Yahoo!ファイナンス 掲⽰板」「LINEオープンチャット」および「LINE VOOM」を対象に、透明性を確保するための取り組みとして、各サービスの投稿削除等のコンテンツモデレーション実績や社内の体制などについて公開しています。LINEヤフーでは本レポートの公開によって、ユーザーや外部の有識者からのフィードバックの機会を充実させ、取り組みの検証と継続的な改善につなげていきたいと考えています。
2023年度は、24時間体制の専⾨チームによる⼈的なパトロールや⾃社で開発したAIを駆使し、「Yahoo!ニュース コメント欄」では1カ⽉平均約927.3万件の投稿のうち約11.5万件(約1.2%)、「Yahoo!知恵袋」では1カ⽉平均約468.9万件の投稿のうち約5.9万件(約1.3%)、「Yahoo!ファイナンス 掲⽰板」では1カ⽉平均約228.5万件の投稿のうち約3.8万件(約1.7%)を削除しました。また、「LINEオープンチャット」「LINE VOOM」は、LINEヤフー発足後の2023年10月~2024年3月を対象期間とし、「LINEオープンチャット」については1カ⽉平均4億3,914.4万件の投稿のうち約79.9万件(約0.2%)(※1)、「LINE VOOM」については1カ⽉平均約1,810.8万件の投稿のうち約23.3万件(約1.3%)を削除しました。
そして今回新たに、2024年1月の能登半島地震発生時にも大きな社会問題として影響を与えた「偽・誤情報」への対策に関する項目を追加し、LINEヤフーにおける対応状況を本レポート内で紹介しています。
・「LINEオープンチャット」「LINE VOOM」を対象に追加
・対象サービスそれぞれの提供⽬的、ルールやガイドラインと不適切な投稿への対応
・対象サービスにおける2023年度の投稿削除などの状況
・LINEヤフーにおける偽・誤情報への対応
・LINEヤフーにおける2023年度の新たな取り組み
・LINEヤフーにおける不適切な投稿の監視体制とAIの活⽤状況
※1:「LINEオープンチャット」の投稿削除等の措置件数には、投稿の削除のほか、トークルームの削除および表示制限が含まれます。
LINEヤフーでは今後も、投稿者の表現の⾃由に配慮しながら、不適切な投稿への対策を強化していきます。あわせて、コンテンツモデレーションの取り組みの透明性を高め、いただいた様々なご指摘を踏まえつつ、表現の「場」として継続的な改善を行っていきます。